湘南移住の人気エリアはどこ?メリット・デメリット、失敗を防ぐポイントも
「湘南」は移住先として人気のある地域です。
湘南と言えば海のイメージが強いと思いますが、エリアによって異なる様々な魅力があることをご存知でしょうか。
そこで今回は、湘南に移住するメリット・デメリットをご紹介し、人気エリアの魅力を解説します。
湘南移住で失敗しないための対策もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
湘南エリアとは?
神奈川県の一部の地域は「湘南エリア」と呼ばれます。
湘南地域県政総合センターによると、行政が湘南エリアとして管轄するのは次の5市3町です。
- ・平塚市
- ・藤沢市
- ・茅ヶ崎市
- ・秦野市
- ・伊勢原市
- ・寒川町
- ・大磯町
- ・二宮町
葉山町や逗子市、鎌倉市なども湘南のイメージが強いですが、神奈川県の定義だとエリアには入っていません。
湘南エリアは、海と山の両方が近くにある自然豊かな地域で、サーフィンや登山などのアクティビティを楽しむことができます。
ショッピングモールなどもあって生活する上で不便がなく、都心へのアクセスも良いため、移住先として人気が高いです。
湘南移住のメリットと魅力
湘南エリアに移住するメリットや魅力を確認しましょう。
海のレジャーやマリンスポーツを楽しめる
湘南エリアには「江の島」や日本初の海水浴場である「大磯海水浴場」をはじめとする、遊泳可能な海岸が多くあります。
移住することで、いつでも気軽に海のアクティビティを楽しめる点は大きな魅力です。
特に、サーフィンに適した有名な海岸も多く、趣味時間を楽しむために湘南エリアに移住したサーファーも多くいます。
山のアクティビティも楽しめる
湘南エリアと言えば海のイメージが強いですが、山のアクティビティも楽しめる点も魅力です。
高麗山公園からは湘南と海を一望でき、少し足を延ばせば大山・丹沢山など本格的な登山もできます。
海と山のアクティビティを同時に楽しめるエリアは全国的にあまりなく、アウトドアな趣味を幅広く楽しみたい方にとっては、大きなメリットでしょう。
▶関連コラム:山と海が両方ある場所に移住|関東なら神奈川県がおすすめ
都市部へのアクセスが良い
湘南エリアは都市部へのアクセスが良いため、移住先として多く選ばれています。
東京都心部でも1時間前後、横浜駅までは30分前後で行けるため、通勤通学や休日のお出かけも利便性が高いです。
商業施設やお出かけスポットが充実している
湘南エリア内でも、商業施設やお出かけスポットが充実しており、休日に様々な楽しみ方ができます。
テラスモール湘南やOSC湘南シティなど大型のショッピングモール、鎌倉などの観光地も多く、遠方まで脚を運ばずとも満喫できる点も魅力です。
移住者が受け入れられやすい
湘南エリアは、移住者が受け入れられやすい環境が整っています。
移住先として人気な湘南は、エリア外から多くの人が来るため、排他的な雰囲気が少ないと評判です。
また、各地域で移住者用の相談窓口があったり秦野市では「お試し移住」ができたりするなど、行政が手厚くサポートしています。
湘南移住のデメリットと対策
湘南エリアへ移住するデメリットと対策も確認しましょう。
デメリットを知らずに移住すると失敗や後悔する可能性もあるため、対策とあわせてチェックしてくださいね。
観光シーズンは渋滞しやすい
湘南エリアは観光地として人気なので、時期によっては渋滞しやすい点はデメリットです。
特に、夏場の海や連休の観光地周辺は大渋滞になることもあり、生活に影響を及ぼす可能性も。
静かなスローライフを送りたいなら、少し離れた場所を移住先として選ぶと良いかもしれません。
塩害の影響を受けやすい
湘南エリアの中でも海に近い場所だと、家や車が塩害を受けやすい点もデメリットです。
塩害は、海水に含まれる塩分によって植物や建物へ害が発生することで、次のような悪影響を及ぼすことがあります。
- ・住まいの窓や外壁が汚れやすくなる
- ・建物や設備の金属部分がサビることがある
- ・車や自転車がサビることがある
ただし、塩害仕様の設備を選んだり、インナーガレージに愛車を駐車するなど、様々な方法で対策可能です。
詳しくはこちらのコラムをチェックしてみてくださいね。
▶関連コラム:海沿いの家づくりの注意点と対策|メリット・デメリットも解説
津波被害のリスクがある
湘南エリアは海に近いエリアのため、大地震発生時に津波被害のリスクがあります。
自治体が作成している津波ハザードマップを見て、移住先を吟味しましょう。
- ・藤沢市 津波ハザードマップ(令和2年度作成)
- ・平塚市 地震防災マップ・津波ハザードマップ
- ・茅ヶ崎市 津波ハザードマップ
- ・大磯町 津波・高潮ハザードマップ(令和5年3月発行)
- ・二宮町 防災マップ(ハザードマップ)
市内でもエリアによって津波の影響は異なりますので、細かくチェックしてみてくださいね。
湘南移住の人気エリアは?
湘南への移住先として人気エリアをご紹介し、魅力をお伝えします。
平塚市
平塚市は湘南エリアの中心に位置し、南は相模湾に面していて、北側には丹沢山・大山が近くにある自然豊かなエリアです。
「ららぽーと湘南平塚」や「ジアウトレット湘南平塚」などの大型の商業施設もあり、休日はショッピングも楽しめます。
日本有数のお祭りである「七夕まつり」には多くの方が平塚に集まり、春と秋にバラが楽しめる県立「花菜ガーデン」なども人気です。
▶関連コラム:【平塚市の住みやすさ・魅力5選】平塚市に”住みたくない”という人の意見もご紹介
藤沢市
藤沢市は横浜市や鎌倉市に隣接し、都内まで50分前後で行ける利便性の高いエリアです。
南西部にある辻堂エリアは、再開発された地域であり、ショッピングモールや大規模な公園や病院などがあります。
また、南東部に位置する鵠沼海岸は海水浴場が整備されており、観光や食べ歩きが楽しめる「江の島」も藤沢市にあります。
茅ヶ崎市
茅ヶ崎市は、湘南エリアの中心に位置しており、南は海、北は里山、中央には商業エリアと自然環境と都市機能がバランスよく配置されたエリアです。
「サザンビーチちがさき海水浴場」では、正面にえぼし岩・伊豆大島、東に江ノ島、西に富士山を望むことができます。
かつて加山雄三さんのご自宅があった「雄三通り」や、桑田佳祐さんなどの出身中学校から名づけられた「一中通り」などには、個性的でおしゃれなショップや飲食店が立ち並び、ゆったりとした雰囲気で食事やショッピングを楽しむことができます。
大磯町
大磯町は相模湾に面しており、北は高麗山や鷹取山などに囲まれたエリアです。
大磯海岸が近くにあることからサーファーに好まれるエリアであり、県立大磯城山公園でゆっくりお散歩するなどのスローライフも送れます。
明治の元勲が別荘を構えるなど、保養地として発展していた背景もあり、多くの歴史的建造物などが残っている趣のある雰囲気も魅力的です。
▶関連コラム:【大磯町 魅力・住みやすさを支える5つの理由とは?】大磯町に住む場合に気になる点・デメリットもご紹介
二宮町
二宮町は小田原と大磯に挟まれた、湘南エリアの中で西南に位置するエリアです。
「吾妻山公園」では、1月上旬~2月中旬に早咲きの菜の花と相模湾を一望できます。菜の花と海の組み合わせがとてもきれいで、その他の季節もサクラ・アジサイ・コスモスなどの花が楽しめます。
また、四季折々の花を楽しめる「ラディアン花の丘公園」、夏には蛍を見ることができる「せせらぎ公園」など自然を感じられるスポットが充実しており、のんびりゆったりとした暮らしを送ることができるエリアです。
▶関連コラム:【二宮町】住みやすさを支える7つの魅力│注意したい5つのポイントも紹介
まとめ
湘南エリアは人気の移住先であり、それぞれの市・町ごとに違った魅力があります。
ご自身のライフスタイルに合った地域を探してみてくださいね。
また、湘南移住を考えるなら、地元に詳しいハウスメーカーに相談し、理想のライフスタイルを実現できる土地と間取りのアドバイスをもらうことをおすすめします。
湘栄建設では、お客様のご要望に合わせて土地探しから家づくりをサポートしております。
ご希望のライフスタイルに合わせた移住先のご提案、お客様が趣味や暮らしを最大限に楽しめる間取りづくりもお任せください。
湘南エリアへの移住を検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
施工エリア:二宮町・大磯町・平塚市・茅ケ崎市・藤沢市・寒川町