犬と暮らす家をおしゃれ&快適に仕上げるポイント|間取のアイデア、ドッグランのある家の実例など紹介
「犬と暮らす家をおしゃれに仕上げたい。」「人間も犬も快適に過ごせる間取りにしたい。」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
人間だけでなく愛犬にとっても快適に過ごせる家をつくるためには、おしゃれなだけでなく、さまざまな間取りの工夫が必要です。
そこで今回は、犬と暮らす家をおしゃれ&快適に仕上げるためのポイントをくわしく解説します。
間取りのアイデア、ドッグランのある家の実例なども紹介しますので、ぜひ最後までごらんください。
Contents
犬と暮らす家を建てる際のポイント
愛犬と快適に過ごせる家づくりには、犬の習性や安全性を考慮した設計が大切です。
ここでは、犬と暮らす家を建てる際のポイントを紹介します。
安全性を確保する
愛犬を守る安全な家を建てることで、人間も犬も安心して暮らせます。
特に、シニア犬は筋力や体力が低下することで転倒のリスクがあるため、以下のような工夫をしましょう。
- ・滑りにくい床材を選ぶ
- ・スロープを設置する、階段の段差を緩やかにする
また、以下のように危険性のある場所に愛犬が出入りできないようにすることも大切です。
- ・浴室は引き戸または内開きにする
- ・独立式キッチンもしくはキッチン入り口にゲートを設置する
運動がしやすい間取りにする
犬は運動が大好きな動物ですから、忙しくて散歩に行けない時でもできるだけ運動不足を解消する工夫をしましょう。
例えば、以下のようなアイデアがおすすめです。
- ・ドッグランを設ける
- ・ウッドデッキを設ける
- ・行き止まりが少ない間取りにする
屋上や中庭にドッグランをつくる場合には、以下の点に注意しましょう。
- ・地面に天然芝、人工芝、ウッドチップなどを採用する
- ・脱走防止柵は十分な高さを確保する
ドッグランをつくるスペースがない場合には、室内を回遊性の高い間取りにすることで愛犬のストレスを解消できます。
リラックスできる空間をつくる
一般的に、犬は暗くて狭い空間にいると安心する習性があります。
階段下のようなデッドスペースを活用し、愛犬のプライベート空間を確保してあげましょう。
足洗い場を設置する
玄関周辺、中庭への出入り口などに愛犬の足洗い場を設置することで、ドッグランで遊んだあとや散歩帰りの動線がよくなります。
屋外に設ける場合には、立水栓とガーデンパンをセットにすると使い勝手がよい足洗い場になります。
キズがつきにくい建材を選定する
犬と暮らすことで、床材、壁などにキズがつきやすい傾向があります。
以下のようなキズがつきにくい建材を選定することで、マイホームの美観を維持しやすくなります。
- ・フローリングにペット用のワックスを塗布する
- ・高さのある腰壁を貼る
犬と暮らす家をおしゃれに仕上げるための間取りアイデア
ここまで紹介してきたとおり、犬と暮らす家づくりには「安全性」「機能性」などを考慮する必要がありますが、デザイン性も重視したいところですよね。
ここでは、犬と暮らす家をおしゃれに仕上げるための間取りアイデアを紹介します。
土間を取り入れる
土間とは、土足で歩ける空間のことを指し、床材はモルタルやコンクリートだけではなく、天然石やタイルなどさまざまなバリエーションがあるため、自分好みのテイストを実現できます。
また、「玄関とリビング」「中庭とリビング」など空間を土間でつなげる間取りにすることで、開放的な雰囲気に仕上がります。
また、愛犬の「ケージ置き場」「暑い夏でも涼しく過ごせる場所」としても利用できるのでおすすめです。
ウッドデッキを導入する
ウッドデッキのような外とのつながりを感じられるスペースがあると、家全体に開放感が生まれます。
また、以下のようなアイデアにより、「リゾート感」「高級感」を演出できます。
- ・アウトドアリビングをつくる
- ・庭木を目隠しとして利用する
- ・シェードやオーニングを取り入れる
ウッドデッキにはイスやテーブルなどおしゃれなインテリアを設置してトータルコーディネートすることで、クオリティが高まります。
暑さの苦手な愛犬のためにも、シェードやオーニングを利用して日差しをコントロールするのも犬と暮らす家づくりのポイントです。
以下の記事では、おしゃれなウッドデッキのある家の施工事例を確認できます。
▶関連コラム:おしゃれなウッドデッキのある家の施工事例|メリット・デメリットや対策も解説
中庭を設ける
建物をコの字型やロの字型の形状にして中庭を設けると、開口部をつくりやすくなり、採光性や通気性を確保できます。
さらに、以下のようなアイデアによりデザイン性が高まります。
- ・シンボルツリーを植える
- ・ライトアップにもこだわる
- ・大開口を設ける
例えば、リビングに大開口を設けて出入りができるようにすれば、室内から愛犬が遊んでいるのを見守ることも可能です。
ドッグランを設ける
マイホームにドッグランがあれば、愛犬の運動不足を解消できます。
ドッグランは、庭、中庭、屋上などに取り入れることが可能で、以下のような工夫をすることでおしゃれに仕上がります。
- ・ウッドフェンス、アメリカンフェンスなどを取り入れる
- ・天然芝、ウッドチップなどを敷く
また、ドッグランには「フェンス」「舗装材」は必須ですが、「立水栓」「トイレスペース」などを設けると便利です。
フェンスの高さは、犬種により異なりますが以下の高さを目安としましょう。
- ・小型犬:1.2m
- ・中型犬:1.5m
- ・大型犬:1.8m
以下の記事で屋上テラスのメリット・デメリットなどを確認できます。
▶関連コラム:【屋上テラス】おしゃれな3事例を紹介│メリット・デメリットや注意点・活用例も解説します!
屋上を有効活用する
庭を設けるスペースがない場合には、スカイバルコニーを設けることで、愛犬の遊び場としても活用できます。
屋上をワンフロアまるごと使える開放感のあるスカイバルコニーは、バーベキュー、天体観測などさまざまな用途に利用できるのが魅力です。
湘栄建設には、ここでは紹介しきれなかった犬と暮らす家の施工事例が他にもたくさんありますので、ぜひご覧ください。
犬と暮らす家についてのQ&A
最後に、犬と暮らす家についてよくいただく質問と回答を紹介します。
犬と暮らす上で大切なことは何ですか
犬と暮らすには以下のように、「安心して暮らせる家づくり」と「周囲に迷惑を掛けないような対策」が大切です。
犬と暮らす上で大切なこと | 対策 |
---|---|
安心して暮らせる家づくり | ・滑りにくい床材を採用 ・家の中の段差を減らす ・専用のスペースを確保する |
周囲に迷惑を掛けないための対策 | ・適切なしつけを行う ・防音対策を施す ・近隣住民とコミュニケーションをとる |
大型犬と暮らすにはどうしたらよいですか
体が大きい大型犬が快適に過ごせる家をつくるために、以下のような工夫をしましょう。
- ・間仕切りを少なくする
- ・屋外に大きめの立水栓を設ける
体重20~40kgにもなる大型犬を飼育するには、最低でも2LDK以上の広いスペースを確保しましょう。
特に、室内で飼う場合には間仕切りを少なくして回遊性のある間取りにすることで、愛犬が室内を移動しやすくなります。
また、大型犬は小型犬に比べて医療費、飼育費用がかかる傾向があることに注意しましょう。
犬は何時間まで留守番できますか
犬種にもよりますが、一般的には6~12時間程度であると言われています。
愛犬を長時間留守番させる際には、以下のような点に注意しましょう。
- ・トイレトレーニングを実施する
- ・エアコンにより適切な温度管理を行う
- ・エサ・水を必ず用意しておく
まとめ
今回は、犬と暮らす家をおしゃれ&快適に仕上げるためのポイントを紹介しました。
「滑りにくい床材を選定する」「段差を減らす」など愛犬の安全性を確保する対策を講じると同時に、「ウッドデッキ」「中庭」などの間取りを取り入れることで、おしゃれ&快適な犬と暮らす家を実現できます。
今回紹介した情報が、犬と暮らす家を検討している方の参考になれば幸いです。
湘栄建設では、神奈川県内で土地探しから家づくりまでトータルサポートしております。
お客様のライフスタイルやご要望に合わせた土地探し、住まいづくりをご提案可能です。
こだわりのデザイン・間取りを採用したモデルハウスもご案内できますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
施工エリア:二宮町・大磯町・平塚市・茅ケ崎市・藤沢市・寒川町