おしゃれなガルバリウム鋼板外壁の住宅実例を紹介|人気の色、後悔しないためのポイントなども解説
ガルバリウム鋼板外壁の住宅は、シンプルでスタイリッシュなデザインがおしゃれですよね。
「ガルバリウム鋼板外壁の住宅を建てたい」とお考えの方の中には、色選びやメリット・デメリットなど疑問がある方も多いのではないでしょうか。
一口にガルバリウム鋼板と言っても、さまざまなカラーバリエーションがあり、色選びにより住宅のデザインの印象が大きく変わります。
また、ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットなども事前に確認しておくことも重要です。
今回は、ガルバリウム鋼板を外壁に取り入れたおしゃれな住宅の実例を挙げながら、人気の色や後悔しないためのポイントなどをくわしく紹介します。
Contents
おしゃれなガルバリウム鋼板外壁の住宅実例を紹介
実際に外壁にガルバリウム鋼板を取り入れたおしゃれな住宅の施工事例を紹介します。
ZERO-CUBE|ブラック
こちらは、ブラックのガルバリウム鋼板を外壁に取り入れたおしゃれな住宅の施工事例です。
ブラックで統一されたシンプルな外観に木目の玄関ドアがアクセントとなり、素敵です。
▶施工事例:インダストリアルテイストの家「ZERO-CUBE」
ZERO-CUBE|ツートンカラー
こちらは、ボワグレーのサイディングにモスグリーンのガルバリウム鋼板を取り入れた施工事例です。
ガルバリウム鋼板特有の無骨なデザインがアクセントとなり、スタイリッシュな外観に仕上がりました。
ZERO-CUBE+BOX2 SKYBALCONY|ツートンカラー
こちらは、ネイビーのガルバリウム鋼板とグレーのサイディングを組み合わせた外観がおしゃれな施工事例です。
シンプルモダンな外観に異なる素材と色を組み合わせることで、外壁材の違いを楽しめます。
▶施工事例:屋上+2部屋の贅沢プラン「ZERO-CUBE+BOX2 SKYBALCONY」
ZERO MALIBU SKY|アースカラー
こちらは、アースカラーのガルバリウム鋼板外壁の施工事例です。
一部を板張りにすることで、ナチュラルな雰囲気に仕上がりました。
▶施工事例:高麗山の大自然に囲まれた開放感あふれる屋上付き、約8帖のリビングからつながるウッドデッキも魅力の家「ZERO MALIBU SKY」
ガルバリウム鋼板を外壁に取り入れるメリット・デメリット
「マイホームはガルバリウム鋼板の外壁にしたい。」とお考えの方は、事前にしっかりとメリット・デメリットを把握しましょう。
ガルバリウム鋼板を外壁に取り入れるメリット
ガルバリウム鋼板を外壁に取り入れるメリットは、以下のとおりです。
- ・耐久性・耐震性が優れている
- ・遮音性が高い
- ・スタイリッシュなデザインが可能
ガルバリウム鋼板は「錆びにくい」「ひび割れしにくい」などの特徴があり、建材としての寿命は、約25~30年あります。
また、軽いため建物の負荷を抑えることができるので、耐震性に優れています
このようにガルバリウム鋼板には、シンプルでスタイリッシュなデザイン性だけではなく、建材の機能としてのメリットもたくさんあります。
以下の記事では、シンプルな家づくりのポイントを確認できます。
▶関連コラム:シンプルな家づくりのポイント|おしゃれな間取り・外観デザイン事例
ガルバリウム鋼板を外壁に取り入れるデメリット
ガルバリウム鋼板を外壁に取り入れるデメリットは、以下のとおりです。
- ・周囲の環境によってはメンテナンスの頻度を高める必要がある
- ・凹みやすい
- ・断熱性が低い
ガルバリウム鋼板は、錆びにくい建材ですが、海に近いエリアは塩害により錆びる可能性があるためメンテナンスの頻度を高める必要があります。
以下のような対策を講じることで、ガルバリウム鋼板が錆びるリスクを軽減できます。
- ・定期的に付着した塩分を洗い流す
- ・対候性が高い塗料を使用する
ガルバリウム鋼板の中には、塩害地域でも保証対象となる製品もあるため、海が近い場合には施工業者と相談しながら適切なものを選びましょう。
ガルバリウム鋼板を外壁に取り入れて後悔しないためのポイント
ガルバリウム鋼板を外壁に取り入れることで、たくさんのメリットがありますが、「こんなはずじゃなかった。」と後悔することもあります。
ここでは、ガルバリウム鋼板の外壁を取り入れて後悔しないためのポイントを紹介します。
色選びのポイント
ガルバリウム鋼板には、さまざまなカラーバリエーションがあることが魅力的ですが、「周りの住宅と比べて浮いてしまった」「汚れが目立ちやすい」など後悔することがあります。
以下のようなポイントを意識することで、おしゃれに仕上がります。
- ・色あせが目立ちにくい色
- ・周辺環境と調和しやすい色
- ・汚れが目立ちにくい色
スタイリッシュなデザインと相性がよいガルバリウム鋼板は、ブラック、ホワイトなどが人気ですが、上記のような点を考慮すると、グレー、シルバー、ブラウンなどの中間色がおすすめです。
また、ガルバリウム鋼板には、「ツヤあり」「ツヤなし」の種類があり、以下のような特徴があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
ツヤあり | ・汚れがつきにくい ・耐久性が高い |
ツヤなし | ・汚れがつきやすい ・耐久性がやや劣る ・マットな質感がおしゃれ |
デザイン性を重視するか、機能性を優先するのかにより、適切な種類を選ぶようにしましょう。
ガルバリウム鋼板の外壁は、キューブ型の住宅に取り入れると、モダンでスタイリッシュなデザインになります。
以下の記事では、セミオーダー型のデザイン住宅「ゼロキューブ」について確認できます。
▶関連コラム:ゼロキューブの外観バリエーションと特徴|おしゃれな施工実例も
▶関連コラム:ゼロキューブの間取り実例10選|おしゃれなアイデアやデザインをご紹介
異なる素材や色を組み合わせる
ガルバリウム鋼板外壁は、シンプルで無機質な印象になりがちです。
以下のように、異なる素材や色を組み合わせることで、外観のクオリティが高まります。
(例)
- ・塗り壁×ガルバリウム鋼板
- ・サイディング×ガルバリウム鋼板
- ・木材×ガルバリウム鋼板
例えば、以下の施工事例のようにガルバリウム鋼板に木目のサイディングを採用することで、無機質なデザインにあたたかみを加えることができます。
【ZERO SURF SKY|サイディング×ガルバリウム鋼板の外壁】
▶施工事例:海岸まで徒歩5分!屋上にはウッドデッキと水栓を完備した潮風を感じる家「ZERO SURF SKY」
断熱性・遮音性を高める
ガルバリウム鋼板外壁の種類によっては、断熱性や遮音性が低いと感じることがあります。
年間を通して快適に過ごせる家をつくるには、断熱材一体型の商品を選択するようにしましょう。
定期的なメンテナンスと点検を実施する
ガルバリウム鋼板は、凹みやすい建材です。
凹みやキズを放置しておくと、そこから錆が生じる可能性があるため、定期的な点検やメンテナンスが大切です。
場合によっては、専門業者による再塗装や清掃を行うことも検討しましょう。
ガルバリウム鋼板を外壁に取り入れた住宅についてのQ&A
最後に、ガルバリウム鋼板の外壁についてよくいただく質問と回答を紹介します。
ガルバリウム外壁は20年後どうなりますか
周辺環境にもよりますが、ガルバリウム鋼板の外壁は20年経過すると、「色あせ」「錆び」などの劣化が見られるようになるのが一般的です。
ただし、以下のようなメンテナンスを定期的に施すことにより、劣化の進行を遅らせることができます。
- ・定期的に水洗いを行う
- ・対候性の高い塗料を使用する
- ・コーティング処理を行う
いずれにしても、20年経過した場合には再塗装を行うことで建物の寿命を延ばせますので、検討する時期であると言えます。
ガルバリウム鋼板は夏暑いですか
ガルバリウム鋼板は、金属製であるため熱を吸収しやすく、夏場の直射日光により表面温度が高くなる傾向があります。
以下のような工夫により、夏の暑さ対策になります。
- ・遮熱塗料を使用する
- ・熱を吸収しにくい明るい色を選ぶ
グレーのガルバリウム鋼板外壁が人気の理由はなぜですか
グレーのガルバリウム鋼板外壁が人気の理由は以下のとおりです。
- ・和風・洋風どちらのスタイルにも馴染む
- ・汚れが目立ちにくい
- ・カラーバリエーションが豊富
一口にグレーと言っても以下のように、さまざまなバリエーションがありますので、目標とするデザインと調和する色を選びましょう。
- ・ライトグレー:柔らかく、明るい雰囲気
- ・ダークグレー:シックでモダンな印象
- ・ミディアムグレー:さまざまなデザインと調和しやすい
まとめ
今回は、ガルバリウム鋼板外壁を取り入れたおしゃれな施工事例を紹介すると同時に、後悔しないポイントや人気の色などを紹介しました。
シンプルでスタイリッシュなデザインの住宅を検討中の方には、ガルバリウム鋼板を外壁に取り入れるとクオリティの高い外観に仕上がります。
また、ガルバリウム鋼板を外壁に取り入れる際は、デザイン性だけでなくメンテナンス性も考慮して仕様や色を選ぶのがおすすめです。
今回紹介した情報が、ガルバリウム鋼板外壁を取り入れた住宅を検討中の方の参考になれば幸いです。
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