キューブ型の家を建てて後悔した理由と対策方法|メリット、おしゃれな施工事例なども紹介

シンプルでスタイリッシュな外観デザインを実現できるキューブ型の家は人気がありますが、ブログや口コミなどを見るといくつかの後悔例も見受けられます。
キューブ型の家を検討中の方は後悔した理由を確認し、事前に対策を施すことで長い間快適に過ごせる住まいに近づきます。
今回は、ブログや口コミなどを調査した結果わかったキューブ型の家で後悔する理由と対策方法を紹介します。
後悔しないキューブ型の家を建てる方法がわかりますので、ぜひ最後までご覧ください。
キューブ型の家を建てて後悔した理由と対策方法
ブログや口コミなどを調査すると、「やめたほうがいい」「後悔した」などの意見も見受けられますが、結論からお伝えすると、設計時に対策を施すことで後悔するリスクを減らせます。
ここでは、キューブ型の家を建てて後悔した理由と対策方法を紹介します。
雨漏りのリスクに不安を感じる
ブログや口コミを見ると、「キューブ型の家は雨もりのリスクが高いので後悔する」という意見が見受けられます。
キューブ型の家に採用される陸屋根は三角屋根に比べると水はけが悪い傾向がありますが、
施工実績が豊富な業者であれば、「勾配を設ける」「適切な防水処理を施す」など雨漏り対策を施してくれますので施工業者選びが重要です。
夏場に2階が暑いと感じることがある
ブログや口コミを見ると、「夏場は2階が暑いと感じる」という声が見受けられます。
キューブ型の家は、屋根と天井のスペースが少ないため、特に2階が暑くなる傾向がありますが、吹き抜け空間を取り入れてシーリングファンで家の中の空気を循環させたり、インナーバルコニーという外壁ラインより凹んだ屋外空間を設けることにより夏でも快適に過ごせる家になります。
以下のように、キューブ型の家にインナーバルコニーを設けることで、部屋に直接日光が当たりにくくなります。
▶商品ラインナップ:ZERO-CUBE MALIBU
外壁の汚れや色あせが目立つ
「思ったよりも外壁の汚れが目立つ」と後悔した声がブロブや口コミなどで見受けられます。
軒や庇がないキューブ型の家は、雨や紫外線が直接あたりやすく、汚れがつきやすい傾向があるため、外壁の材質や色選びにこだわりましょう。
以下の施工事例は、外壁に耐久性の高いガルバリウム鋼板を採用したものです。
施工事例:ZERO-CUBE「インダストリアルテイストの家」
以下の記事でガルバリウム鋼板外壁の住宅実例を確認できます。
▶関連コラム:おしゃれなガルバリウム鋼板外壁の住宅実例を紹介|人気の色、後悔しないためのポイントなども解説
外観デザインが単調すぎた
キューブ型の家はシンプルな外観形状になるため、住宅のデザインが単調になり、「外観デザインが気に入らない」と後悔した声がブログや口コミに見受けられました。
例えば、以下のような工夫によりシンプルな外観にアクセントを加えられます。
- ・外壁の素材にこだわる
- ・部屋を追加して凹凸をつくる
- ・窓の種類や配置を工夫する
- ・玄関ドアの色を工夫する
- ・色や素材を組み合わせる など
以下の施工事例は、「異素材を組み合わせる」「ツートンカラーにする」などの工夫により、オリジナリティのあるおしゃれな外観デザインに仕上がりました。
▶施工事例:ZERO SURF SKY「海岸まで徒歩5分!屋上にはウッドデッキと水栓を完備した潮風を感じる家」
湘栄建設には、キューブ型の家の施工事例がたくさんあります。ぜひ、ご覧ください。
キューブ型の家のメリット
ここまでキューブ型の家で後悔した理由について紹介しましたが、しっかりと対策を講じることでリスクを軽減できます。
次に、キューブ型の家のメリットについて見ていきましょう。
屋上をつくれる
屋根がフラットなキューブ型の家は屋上をつくりやすい特徴があり、以下のようなメリットがあります。
- ・眺望を楽しめる
- ・お子さまやペットの遊び場になる
- ・家庭菜園やガーデニングを楽しめる
- ・バーベキューやホームパーティーなど家族団らんの場になる
- ・大きな洗濯物を干しやすい
さらに、以下の施工事例のように屋上にウッドデッキや人工芝を設けることで多用途な使い方ができるのでおすすめです。
▶施工事例:ZERO SURF SKY「海岸まで徒歩5分!屋上にはウッドデッキと水栓を完備した潮風を感じる家」
以下の記事で屋上のある家に住んでみた人の感想と施工事例を確認できます。
▶関連コラム:「屋上のある家にして良かった!」住んでみた人の感想と施工事例の紹介
耐震性・気密性に優れている
キューブ型の家は以下の理由により、耐震性や気密性に優れた構造になります。
- ・構造がシンプルなため、地震時に発生するねじれの力を抑えやすい
- ・外壁面積が少なく、柱と梁の接合部が少ないため、すき間が生じにくい
空間を有効活用できる
四角い建物は、凹凸のある建物と比べ、延べ床面積を無駄なく活用できます。
特に、土地の面積に余裕がない場合にはデッドスペースを最小限に抑えて居住スペースを広げられます。
シンプルでスタイリッシュな外観デザインを実現できる
キューブ型の家は、「直線的なデザイン」「シンプルな形状」などの特徴があります。
軒の出がほとんどないすっきりとしたデザインを基本としながらも、外壁の素材や色を工夫することでおしゃれな外観デザインも実現可能です。
建築コストを抑えやすい
キューブ型の家は凹凸のないシンプルな構造になるため、他の形状の家と比べ、「外壁の面積が少なくて済む」「凹凸部分の処理を減らせる」など特徴があります。
上記の理由により、キューブ型の家は建築コストを抑えやすい傾向があります。
おしゃれ&快適に暮らせるキューブ型の家づくりのポイント
キューブ型の家のデメリットを解消し、おしゃれ&快適に暮らせる家づくりのポイントを紹介します。
開放感的な間取りを取り入れる
一般的に住宅の形状を正方形にすると、日当たりや風通しが悪くなる傾向があります。
以下の施工事例のように吹き抜けのある家にすることで、全体的に明るく開放的な雰囲気に仕上がります。
▶施工事例:ZERO-CUBE Stylinghouse「『趣味に没頭する』アメリカンスタイルの家」
以下の記事で吹き抜けが寒いと言われる理由を確認できます。
▶関連コラム:吹き抜けが寒いのはなぜ?後悔を防ぐ家づくりのポイントを解説
玄関ドアや窓の色や素材にこだわる
キューブ型の家はシンプルな形状であるため、個性を出しにくい傾向があります。
玄関ドアや窓などの開口部の色や素材にこだわることで、おしゃれな外観に仕上げましょう。
以下の施工事例では、「縦長」「正方形」など異なる種類の窓を配置することで、オリジナリティのあるおしゃれな外観に仕上がりました。
▶施工事例:ZERO CUBE +FUN「見せる収納と飾る収納がお洒落な家」
キューブ型の形状に変化をつける
「シンプルな形状に物足りなさを感じる」「居住スペースを増やしたい」などお悩みの方は、「1階に部屋をプラスする」「ビルトインガレージを追加する」なども可能です。
例えばゼロキューブでは、以下のように1部屋追加することで生まれたスペースにウッドデッキを設けることもできます。
▶施工事例:ZERO-CUBE+BOX「心地よさをプラスする家」
収納スペースを確保した間取りにする
キューブ型の家は、無駄な空間がないため収納スペースをつくりにくい傾向がありますが、以下のような間取りの工夫をすることで暮らしやすさをアップさせることができます。
- ・収納スペースをまとめる
- ・土間収納を設ける
- ・見せる収納を取り入れる など
以下の施工事例では玄関土間に見せる収納スペースを設けることで、デザイン性と機能性を兼ね備えた収納スペースを実現しました。
▶施工事例:ZERO CUBE +FUN「見せる収納と飾る収納がお洒落な家」
まとめ
今回は、ブログや口コミを調査してわかったキューブ型の家で後悔する理由と対策方法を紹介しました。
「雨漏りのリスク」「外壁の汚れ」などの後悔例は、建築前に対策を講じることでリスクを軽減できます。
また、「吹き抜け空間を取り入れる」「開口部の色や素材にこだわる」などの工夫をすることで、クオリティの高いデザイン性と暮らしやすさを兼ね備えたキューブ型の家に近づきます。
今回紹介した情報が、「キューブ型の家で後悔することはあるのか」とお悩みの方の参考になれば幸いです。
湘栄建設では、神奈川県内で土地探しから家づくりまでトータルサポートしております。
お客様のライフスタイルやご要望に合わせた土地探し、住まいづくりをご提案可能です。
こだわりのデザイン・間取りを採用したモデルハウスもご案内できますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
施工エリア:二宮町・大磯町・平塚市・茅ケ崎市・藤沢市・寒川町