ヘリンボーンを注文住宅の壁・床などに取り入れるメリット・デメリット|おしゃれな施工事例も紹介

「マイホームの壁や床におしゃれなヘリンボーンを取り入れたい」と考えていらっしゃる方は多いかと思います。
ヘリンボーンの独特のデザインを壁・床などに加えることで、マイホームのおしゃれ感をアップできます。
ただし、全体的なバランスを考えて配置しないとチグハグな印象になることもあるため、注意しましょう。
今回は、ヘリンボーンを注文住宅の壁・床に取り入れるメリット・デメリットをご紹介します。
Contents
ヘリンボーンとは
ヘリンボーンとは連続したv字型の模様のことを指し、ニシン(へリン)の骨(ボーン)が語源であると言われています。
ジグザグ模様が目を引くデザインをアクセントとして住宅の内装に取り入れることで、おしゃれなデザインに仕上がります。
ヘリンボーンの種類
ヘリンボーンの貼り方は、以下の2種類に分類されます。
- ・ヘリンボーン:角が90度の部材を角にあわせてv字になるように配置する
- ・フレンチヘリンボーン:部材の角を45度にカットして45度の部分同士を合わせてヘリンボーン模様を構成する
通常のヘリンボーンよりもフレンチヘリンボーンの方がシャープな印象になります。
また、ヘリンボーンに使用される素材には以下のようなものがあります。
- ・集成材
- ・無垢材
- ・タイル
- ・プラスチックタイル
- ・クッションフロア
ヘリンボーンの特徴である高級感を演出する場合は無垢材がおすすめですが、手軽に取り入れたい方は壁紙クロスやクッションフロア、プラスチックタイルがおすすめです。
ヘリンボーンを取り入れるおすすめの場所
ヘリンボーンは、住宅の壁・床などに取り入れることで、空間にアクセントを加えられるためおすすめです。
- ・リビングの床や壁の一部
- ・トイレの床や壁の一部
- ・洗面台の床や壁の一部 など
例えば以下の施工事例のように、ヘリンボーン柄のクロスをアクセントウォールとして取り入れることで単調になりがちなトイレ空間のデザイン性をアップできます。
ヘリンボーンを壁・床に取り入れるメリット・デメリット
ヘリンボーンは床に取り入れられるケースが多いのですが、壁の一部にアクセントとして取り入れるケースも増えています。
ここでは、ヘリンボーンを壁・床に取り入れるメリット・デメリットを紹介します。
ヘリンボーンを壁・床に取り入れるメリット
ヘリンボーンをマイホームの壁・床に取り入れることで、以下のようなメリットを得られます。
- ・部屋の内装にインパクトを与えられる
- ・高級感を演出できる
- ・部材のバリエーションが豊富
ヘリンボーンは独特なデザインでありながらも派手になりすぎないため、日本の住宅になじみやすいことがメリットです。
素材・色など豊富なバリエーションの中から適したものをアクセントとして加えることで、住宅の内装をおしゃれに仕上げられます。
ヘリンボーンを壁・床に取り入れるデメリット
ヘリンボーンを壁・床に取り入れることで「部屋が狭く見えてしまう」ことがあります。
ヘリンボーンは圧迫感を与えることがあるため、全体ではなく一部にアクセントとして採用するのがおすすめです。
また、無垢のヘリンボーンを取り入れる際は通常よりも工期が長くなることで費用が高くなる傾向があることに注意しましょう。
特に、床に無垢のヘリンボーンを取り入れる際は、面積も大きく、施工の手間も増えるため費用が高額になる傾向があります。
おしゃれなヘリンボーンを取り入れた注文住宅の施工事例を紹介
おしゃれなヘリンボーンを取り入れた注文住宅の施工事例を見てイメージを膨らませましょう。
ここでは、「リビングの壁・床」「洗面台の壁面」などにヘリボーン柄を取り入れておしゃれに仕上げた施工事例をご紹介します。
リビングの壁|ZERO-CUBE MALIBU
こちらは、吹き抜けのある開放的なリビングの壁の一部にヘリンボーンを取り入れた施工事例です。
壁のヘリンボーンがアクセントとなり、木の温もりを感じられる西海岸テイストの空間に仕上がりました。
▶施工事例:ZERO-CUBE MALIBU「『多趣味』を楽しむ家」
洗面台の壁|ZERO-CUBE+SKY BALCONY
こちらは、造作洗面台の壁面にグレーのヘリンボーン柄のクロスを採用した施工事例です。
モダンでスタイリッシュな雰囲気にもマッチするのがヘリンボーン柄の魅力ですね。
▶施工事例:ZERO-CUBE+SKY BALCONY「花火の見えるスカイバルコニーのある家」
洗面台の壁|ZERO CUBE cozy living
シンプルな造作洗面台の壁面に、タイルをヘリンボーン調に貼った施工事例です。
部屋全体の雰囲気と調和するグレーを採用していますが、ヘリンボーンの独特なデザインがアクセントになり個性的な空間に仕上がりました。
▶施工事例:ZERO CUBE cozy living「板張りのリビングで木のぬくもりを感じる家」
サンルームの床|ZERO SURF SKY
こちらは、開放的なサンルームの床にヘリンボーンを取り入れた施工事例です。
ホワイトで統一されたシンプルなお部屋にヘリンボーンの床や観葉植物がアクセントとなり、ナチュラルな雰囲気に仕上がりました。
▶施工事例:ZERO SURF SKY「海岸まで徒歩5分!屋上にはウッドデッキと水栓を完備した潮風を感じる家」
ヘリンボーンを壁・床に取り入れて後悔しないための注意点
ブログや口コミなどを見ると、いくつかの理由で「ヘリンボーンを取り入れて後悔した」という声も見受けられます。
最後に、ヘリンボーンを壁・床に取り入れて後悔しないための注意点を紹介します。
床に取り入れる場合は広い部屋に導入する
ヘリンボーンは独特なデザインであるため、空間に圧迫感をもたらすことがあります。
特に、床に採用する場合には広めの部屋に導入することをおすすめします。
場所に適した素材を選択する
ヘリンボーンにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴があるため適材適所に配置する工夫をしましょう。
(例)
- ・高級感を出したい:無垢材を採用する
- ・メンテナンス性を重視したい:プラスチックタイル
- ・安全性を重視したい:クッションフロア など
トイレやキッチンなど、メンテナンスを重視する水回りにはプラスチックタイルを採用し、子どもがいるご家庭には安全性の高いクッションフロアを取り入れるなど素材を検討しましょう。
また、以下のように目標とするテイストに合わせた素材を使うことも重要です。
- ・北欧風、ナチュラル、モダン:明るい色の素材
- ・西海岸風、ヴィンテージ:濃い色、木目がしっかりとした素材 など
インテリアとのバランスを考える
ヘリンボーンを取り入れる場合は、家具だけでなくカーテンなどのインテリアとのバランスも考えましょう。
壁や床の色調とインテリアを調和させることで統一感のある洗練された空間になります。
湘栄建設はお客様専用のインテリアコーディネーターがおしゃれな家づくりをサポートいたします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
施工エリア:二宮町・大磯町・平塚市・茅ケ崎市・藤沢市・寒川町
まとめ
今回はヘリンボーンを壁・床に取り入れるメリット・デメリットを解説すると同時に、ヘリンボーンを取り入れた注文住宅の施工事例を紹介しました。
適材適所にヘリンボーンを配置することで空間にアクセントを加えられ、おしゃれに仕上がります。
今回ご紹介した情報が、「マイホームにおしゃれなヘリンボーンを取り入れたい」と考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
湘栄建設では、神奈川県内で土地探しから家づくりまでトータルサポートしております。
お客様のライフスタイルやご要望に合わせた土地探し、住まいづくりをご提案可能です。
こだわりのデザイン・間取りを採用したモデルハウスもご案内できますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
施工エリア:二宮町・大磯町・平塚市・茅ケ崎市・藤沢市・寒川町