「屋上のある家にして良かった!」住んでみた人の感想と施工事例の紹介

屋上のある家にして良かったと感じている人が、どんな風に屋上を活用しているのか施工事例と共にご紹介します。
屋上は造り方によって活用の範囲が拡がりますが、同時に後悔する屋上になってしまう恐れもあります。
「使いやすい屋上のある家」にする為に押さえておきたい注意点と、メリットデメリットを確認していきましょう。
Contents
屋上のある家の施工事例 大磯町 最上階にリゾートあります
大磯町の高台に建てられた屋上のある家です。
キューブ型の住宅の魅力のひとつはワンフロアをまるごと使える屋上を設けられ、
ガーデニングやBBQを楽しめるアウトドアスペースが自宅に生まれます。
親子で屋上を愉しんでいらっしゃるお施主様の声
「娘がもう少し大きくなったら、テントを張って、お友達と泊まらせてみたいですね。あと天体望遠鏡があるので、家族で彗星とか眺めたら楽しそうです。」
現在はビーチボールや乗り物で遊んだり、夏にはプールを出してあげたり、ハンモックで寛いだり…と子どもの遊び場として屋上が大活躍しています。
屋上がある家の間取り
2階建てに屋上があるZERO-CUBE +SKY BALCONY 31.80坪の間取りをご紹介します。
屋上まで安全に昇り降りできる内階段がある家の間取りです。
延床面積 | 105.15㎡(31.80坪) |
1F床面積 | 52.99㎡(16.03坪) |
2F床面積 | 48.02㎡(14.52坪) |
SKY BALCONY建物内 | 4.14㎡(1.25坪) |
SKY BALCONY | 46.37㎡(14.01坪) |
施工エリア:二宮町・大磯町・平塚市・茅ヶ崎市・藤沢市・寒川町
屋上のある家のメリットについて
屋上のある家の魅力は空を感じるプライベートなアウトドア空間を楽しめることです。
具体的にはどのような使い方ができるのか、確認していきましょう。
青空の下での家族の寛ぎと愉しさの為のスペースが生まれる
敷地周辺の環境や、敷地が面している道路との位置関係にもよりますが、通行人や近隣の視線が気になってしまうようなお庭もあります。
防犯上、視線防止が逆に働いてしまう恐れのある高いフェンスで、庭を囲みたくないという方もいらっしゃるでしょう。
一方、屋上であれば、周辺の環境から受ける影響が庭よりも少なく、高いフェンスで囲っても、防犯性が低下する心配もありません。
その為、周囲からの視線を気にすることなく、家族が寛げる場所として活用することができます。
ハンモックでゆったりする、パラソルを置いて読書やお茶の時間を楽しむ、家族や友人とBBQをする、子どもと遊ぶなど、多彩な使い方ができます。
洗濯物を気兼ねなく干せる
仕事が忙しく、日が落ちてから洗濯物を取り込む日が多いというようなライフスタイルの場合、洗濯物が空き巣狙いのターゲットになってしまうことがあります。
侵入窃盗犯は、下見の際に洗濯物を遅くまで干している家を、帰宅が遅い家としてチェックしている場合があります。
フェンス付きの屋上であれば、洗濯物が外部から見えないので、洗濯物を取り込む時間が遅くなっても防犯上は安心です。
侵入者は、下見を行うケースが多いといわれます。そのチェック項目は、「(1)留守かどうか (2)侵入しやすい家かどうか (3)逃げやすいかどうか」などです。
引用:警察庁 住まいる防犯110番 侵入者プロファイリング<心理と行動-1>
ドッグランを設けられる
愛犬と一緒に暮らしているご家族の場合、屋上にドッグランを設けられる魅力があります。
庭にもドッグランは設けられますが、屋上のドッグランには転落防止対策をしっかりしておけば、脱走の心配もなく、広いスペースで自由に走り回ることができます。
ガーデニングや家庭菜園ができる
屋上にプランターなどを置いてガーデニングをすれば、雑草の心配もなく家庭菜園が楽しめます。
お庭と比較すると、高所のため虫が少ないことも利点です。
お庭での家庭菜園やガーデニングには雑草対策が必須ですが、屋上であれば地面がないので雑草の心配がなく、野菜や草花のお手入れだけできれいな屋上を維持できます。
施工エリア:二宮町・大磯町・平塚市・茅ヶ崎市・藤沢市・寒川町
デメリットを生まない為に必要なこと
屋上には様々なメリットがあると共に、造り方によってはメリットが活かせない屋上になってしまうこともあります。
デメリットを生まない為に必要な注意点を確認していきましょう。
防犯と落下防止に必要なフェンスの設置
屋上には、周辺の環境に合わせて適切な高さのフェンスを設置しましょう。
洗濯物のことを考えると、外から見えないようにプライベートを守るためのフェンスが有効です。
子どもやペットの転落を防ぐことだけではなく、屋上からの落下物防止対策にもフェンスは必要です。
強風の際に、屋上においてある物が飛ばされて落下してしまい、通行人にあたるなど深刻な事態になることを予防する為でもあります。
水栓や電源の必要性について
屋上の使用目的にもよりますが、屋上には水栓があると活用範囲が拡がるでしょう。
子どものプール遊びや、掃除の際にも役立ちます。
また、夜間にホームパーティーを行う場合はライトアップをしたり、スマホの充電をする際も電源が必要です。
水栓や電源の位置は、屋上の使い方をシミュレーションして決めることが大切です。合わせて照明の位置も確認しておくとよいでしょう。
子どもやペットへの工夫について
屋上の床はそのままでは硬いので、子どもが転んだ時に怪我をする恐れがあったり、
ペットの足腰に負担がかかってしまう場合があります。
子どもやペットが屋上を使うことが想定される場合には、人工芝を敷き詰めたり、ウッドデッキを設けるなどの工夫が必要です。
また、屋上への階段には外階段と内階段がありますが、内階段の方が使いやすく安全なため、戸建て住宅には内階段がおすすめです。
施工エリア:二宮町・大磯町・平塚市・茅ヶ崎市・藤沢市・寒川町
メンテナンスの頻度や費用について
屋上のある家にした場合、傾斜のある切妻屋根や片流れ屋根と比較すると、陸屋根は雨水を流す働きが少ないので雨漏りへの心配をする方がいるかもしれませんが、
新築時に確実な防水が行われていれば、陸屋根であっても雨漏りの心配はありません。
ただし、屋上に設けられている排水口が落ち葉などで詰まってしまうと、雨水の行き場がなくなってしまい、
その状態が長く続くと、屋上の劣化が進み、やがて雨漏りが発生する恐れが出てきます。
そのため、排水口には常に水が流れやすい状態にしておくことが大切です。
また、メンテナンスの時期は新築時の防水工法によって変わりますが、ほとんどの場合は、10年に1回程度のメンテナンスが必要です。
一般的な切妻屋根や片流れ屋根であっても、10年に1回程度は再塗装をするので、ほぼ同じ周期です。
屋根の再塗装には数十万円の足場代がかかりますが、屋上のメンテナンスには足場代が必要ありません。
屋上には防水工事の方法によって、初期の導入費用が嵩む、又はおよそ10年ごとにメンテナンス費用が発生するという費用がかかる時期に違いがあります。
新築時に屋上防水の方法と、メンテナンスの頻度について、確認しておきましょう。
屋上のある家は家族の暮らし方で決める
屋上にある家にして良かったというご家族がいらっしゃる一方、屋上のある家にしたがほとんど使っていないというご家族もいらっしゃることと思います。
家族構成や家族の暮らし方によって、屋上の使い方は変わってきます。
新築時には、どんなふうに屋上を使いたいかを家族で話し合い、使いやすい屋上にする為の計画を進めましょう。
ご家族の暮らし方や敷地周辺の環境に合わせて、最適なプランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。