魚料理のランチがおいしい、とあちこちで聞いて、ずっと行ってみたかったお店でした。はじめてお伺いしたのはコロナ前、知り合いに夜連れて行ってもらったんです。生シラスや地魚など、季節の魚料理がおいしくて、日本酒や焼酎の種類も豊富。賑やかなカウンターとくつろげる座敷があって、大磯駅から離れてはいるんですが、大磯ってこういうお店が少ないし、わざわざ行く価値あるなあと思いました。割烹料理店のような佇まいなので、何となく入るのを躊躇してしまう方も多いかもしれませんけど、それはもったいない(笑)。お値段はリーズナブルなのに、手間暇かけたお料理はまさに割烹のようなクオリティなのでおすすめです。
大磯と平塚の境界線上にある和食店。焼きものや揚げものなどメインを2種類の日替わり魚料理から選べるランチは1,100円、どちらも新鮮なお刺身3点と出汁の香りが素晴らしい味噌汁付き。この日のメインは『カマスの天ぷら(写真上)』と『ブリ西京焼(写真下)』でした。どちらもしみじみおいしく、どうしてもメインをひとつに絞れない、両方とも食べたいという方は、ダブルで楽しめる贅沢ランチ1,600円をどうぞ。そして、メニューにあったら絶対に注文したいのが、魚のアラ煮。弱火で三日三晩炊いているので、なんと骨まで食べられます。