お昼も夜もずっと賑わっているイメージがある、大磯駅近くの名店『杉本』。風情あるお店で食べるのも、もちろんいいものですが、ランチタイムや週末はとくに行列ができていることが多いので、お好みの鳥料理をテイクアウトして、お家でゆったりと楽しむのもおすすめです。
焼き鳥は、鳥肉、もつ、つくねの3種類。どれもプリプリでジューシー、焼き加減が絶妙なのです。とくにつくねはオトナもコドモも大好きなので、すぐになくなってしまうこと間違いなし。多めに予約しておくといいかも。これからの季節、ビールと焼き鳥があればもう最高ですよねー!
丼もの(見た目はお重)は、きじ丼、博多丼、立田丼があり、それぞれ魅力的な味わいなので、地元の常連が何人か集まると、すぐに「杉本の丼どれが好き?」という話になったりします(笑)。
きじ丼は鳥の正肉を薄切りにしてタレを付けながら香ばしく焼き上げています。『杉本』の厨房前を通ったときに漂ってきて食欲を刺激する魔性の匂いは、たぶんこのきじ丼に違いない! 肉を食べたあとの甘辛いタレが染みたごはんをオカズにして、ごはんが進みます。
博多丼は日本酒で味付けした鶏肉を揚げたところにポン酢とネギ、ちょっと南蛮風の味わいが、これまた何ともごはんに合うのです。そして立田丼はシンプルなカリカリの唐揚げをのせるごはんの上に粉茶と塩がまぶしてあるので、後味さっぱり。
お客さんからよく「これだけ売って〜」と頼まれるという鳥サラダのドレッシング(残念ながら非売品)も、ぜひじっくり味わってみてください。たまねぎやにんじんのやさしい甘みがたまりませんから!
1967年創業、半世紀以上に渡って大磯で愛され続けている鳥料理専門店。今回テイクアウトしたのは焼き鳥1本180円〜、博多揚げ650円、鳥サラダ450円、きじ丼、立田丼各800円(丼のテイクアウトは折代50円が別途かかります)。あらかじめ電話で予約してから受け取りに行くのがおすすめです。