照ヶ崎海岸は比較的いつも空いている穴場ビーチなんです。波打ち際の砂利を掘って、カラフルなビーチグラスや貝殻を見つけたり、岩場の潮だまりにいる小さなカニやエビを捕まえたり。ここは美しい色のアオバトという野鳥が集まってくる場所でもあるので、ぜひアオバトウォッチングも楽しんでみてください!
大磯のビーチは港を挟んで、夏には海水浴場となる北浜海岸と、岩場の照ヶ崎海岸に分かれています。旧陸軍軍医総監・松本順が明治18年(1885年)に開設した《日本初の海水浴場》は、実は北浜海岸ではなく、照ヶ崎海岸の方でした。現在では、丹沢で暮らすアオバトの飛来地としても有名です。アオバトがわざわざ飛んでくるのは、海水を飲むことで山にはない塩分やミネラルを補給するため。飛来シーズンは4〜10月、とくに数が多い時間帯は日の出〜10時ごろです。