お店の住所は平塚なんですが、大磯の東端のようなエリアにあります。花水川の河口のすぐ近くなので、サーファーや釣り人の姿もちらほら。階段を上がった2階にテーブルが並び、窓の向こうには水平線が見えます。ここへ来たら必ず食べたいのが、毎朝平塚の漁港で仕入れてくる新鮮な魚介類。とくに平日ランチの磯っぺ丼(1,200円)は20食限定で、かなり競争率が高いので、行くときはそれなりに気合いを入れて(笑)、なるべく11時半までに到着するようにしています。通常の海鮮丼が2,000円ですから、まさに大サービスメニューですよね。魚はどれも新鮮で言うことなし。ぼくはシラス好きなので、地元でとれた生シラスがのっていると、うれしくなってしまいますねー。
磯っぺ丼は、平日11:00〜14:00(祝日、年末年始、GW、8月は除く)のみ、しかも20食限定。早いときは12時前に売り切れてしまうほどの大人気ランチです。魚はその朝の仕入れ次第。この日は《おいしい未利用魚》であるカゴカキダイをはじめ、マグロ、カンパチ、カマス、甘エビ、サーモン、釜揚げシラスなどが美しく盛られていました。「+50円で酢飯にできますので、おっしゃってください」とスタッフさん。もうひとつのお楽しみが、かつて小田原にあったそばの名店『星月』の流れを汲む手打ちそば。「茹でたてを味わってほしいので、せいろを2枚に分けて順にお出ししています」。1ヶ月かけて仕込んだ辛汁(麺つゆ)も素晴らしい風味です。ざるそば1,000円。