自分らしいスタイルの暮らしを楽しんでいる素敵なお施主様。
家を建てたセンパイとして、これから家を購入する人たちのヒントになるようなお話をお伺いしてきました!
大磯町の閑静な住宅街に暮らすK様ファミリーをお訪ねしました。2020年8月に引っ越してきたばかりというまだピカピカの新居は、ネイビーとクリーム系のシックな外観。『ZERO-CUBE』にプラスされたガレージが目をひきます。
「大磯は、もともと妻が生まれ育った町で、今もこの近くに実家があるんです。ぼくは横須賀生まれで、結婚してからは勤め先のある横浜に住んでいたんですが、妻はずっと、大磯で暮らしたいと言ってました(笑)」とご主人。奥様は「やっぱり大磯は海や山が近いし、空気が良くて静かですからね。横須賀がいいという主人を説得して、大磯に決めてもらいました(笑)」。
実はこの土地を見つけて、「空いているみたいなんだけど興味ある?」と連絡してくれたのは、奥様のお父様! 実家近辺を散歩しながら、娘たちのために土地探しをしてくれていたそうで、その土地を管理していた湘栄建設へお問い合わせいただいたことをキッカケに、K様とのお付き合いがはじまったのです。
「その土地にどんな家を建てようか、というときに、湘栄建設の見学会に参加してみたんです。大磯の馬場公園近くにあった『ZERO-CUBE』のモデルハウスでした」。何気なく訪れたはずだったのに、そのモデルハウスはなんと、びっくりするほど自分たちの好みにピッタリな家だったのです。
「ほかの『ZERO-CUBE』とは違って、外からダイレクトに家の中が見えないようなエントランスのつくりでした。ポーチの上がバルコニーになっているところ、1階に廊下をつくらず大きなワンルームのような空間になっているところ、トイレが広々としているところなど、本当にデザインが素敵だったので、そのままぼくらの家にも取り入れてほしいと、湘栄建設にお願いしました」。
さらに、ご主人はかねてからの夢だった『ガレージのある暮らし』を実現するべく、『ZERO-CUBE』にガレージをプラスすることにしました。「家からそのまま車に乗れたり、犬といっしょに遊べたり、車やDIYの道具を置いたり、ガレージのそういう利便性に惹かれるんですよね」。
ガレージから母屋に入るとき、ふつうはそこで靴を脱ぎますが、靴のまま行き来したいというおふたりのリクエスト通りに、ガレージと玄関の土間がつながるようにつくられています。
ガレージの扉は、リモコン自動シャッター完備。激しい雨の日の買い物帰りでも、一度も外に出ることのないまま玄関まで到達できるので、「このガレージがあって本当によかった!」としみじみ思うことが多いそうです。
そしてガレージの屋根の上にあるのが、広い空と裏山の緑に癒される極楽バルコニー。「布団を干したりするだけでなく、水道も引いてあるので、夏は子ども用のプールを置いて水遊びをしたり、BBQもやりました。ガレージの上を、こんなふうにもうひとつの庭みたいに使うことができるなんて、最初は思わなかったですね」とご主人。
愛犬・真茶(まちゃ)のために家のまわりをドッグランにしたい、庭の一部を耕して家庭菜園をはじめたい、ガレージの屋上バルコニーに木を敷いてウッドデッキにしたい……ご主人はこの新居で少しずつやっていきたいことが、いっぱいあるとか。そのベース基地となるガレージにいるひとときも、またわくわく楽しそうで、ガレージいいなー、うらやましいなー、と思ってしまいました。
一方、キッチン&リビングにこだわったのが、奥様。「シンクはステンレスじゃなくて、白い人工大理石のものにしたかったんです。それも、モデルハウスのキッチンがとても素敵だったので(笑)。見た目が美しいだけでなく、汚れがつきにくいし、すごく実用的なんですよ」。
広々としたLDKは、壁から天井、サッシの枠、シーリングファンまで、すべて白。テーブルやイスなどもナチュラルな白木系で揃えています。そんな白い世界へ大きな窓から陽光が差し込むので、まあ部屋の中の明るいことといったら!
「カーテンレールも白くしたかったので、自分たちで探したものを取り付けました。そこには昔からわたしが使っているお気に入りのカーテンを吊したんです」。なるほど、かわいらしい水玉模様のカーテンが素敵です。新しい家だからといって、なにもかも新しくするのではなく、そういう懐かしいアイテム、愛着のあるアイテムをワンポイントで使ったりするのも、いいものですね。
1階には寒がりな奥様のリクエストでエコキュートの床暖房を導入。冬でもフローリングがポカポカなら、お子さんも気持ちよくハイハイできそうです。奥様はオリーブオイル、パームオイル、ココナッツオイル、竹炭などを使った石けんをつくっています。作品をいくつか見せてもらいましたが、もはや趣味というよりはプロの領域。まるで和菓子のような美しさでした。
ご主人の趣味は、中学生のころから20年以上のキャリアを誇り、マイボール&マイシューズを持っているというボウリング(なんとパーフェクトを出した経験もあるそうです!)とカメラ、スパイスカレー作り。「今ではぼくも大磯が大好きですね。犬と海を散歩したり、子どもを連れて湘南平や城山公園へ行ったりして、このあたりに流れるゆったりとした時間を楽しんでいます」。
お家の玄関前には、ご夫婦で選んだというシンボルツリーのオリーブが植えられていました。「オリーブは平和の象徴ですし、葉や枝のテイストがこの家にぴったりのような気がして。いつか実がなって、わたしの石けんづくりにも使えたらいいなあと思っています」。
静かにのんびりと大磯暮らしを楽しんでいらっしゃるK様ファミリー。『ZERO-CUBE』+ガレージの魅力を教えていただきまして、ありがとうございました!
基本の間取りが3LDKのキューブ型の規格住宅に、オプションを加えることで、自宅が夢のある、自分らしい空間に。今回は、『+GARAGE』でインナーガレージとバルコニーをプラス。