【4/27,28】見学会開催!<大磯町東小磯> 新着イベント

施主様の声

自分らしいスタイルの暮らしを楽しんでいる素敵なお施主様。
家を建てたセンパイとして、これから家を購入する人たちのヒントになるようなお話をお伺いしてきました!

#17
大磯町 M様&N様邸
(2021年10月M様邸
2022年3月N様邸竣工)

二家族いっしょに大磯暮らし

二家族いっしょに大磯暮らし
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1年に及ぶ土地探しの果てに

大磯町西小磯の閑静な住宅街に並んで建てられたM様とN様のお家。2021年にここへ移り住むまで、M様家は大磯の別のところ、N様家は横浜に暮らしていたそうです。

「ぼくは静岡出身なんですが、妻は大磯で生まれ育って、今でも両親や親戚がみんな大磯在住なので、いずれは大磯に、と考えていました。それで2018年に大磯のマンションを購入したんですが、メゾネットタイプだったので、上の階と階段で行ったり来たりするのが、だんだん不便に思えてきて……やっぱり一軒家がいいよね、ゆったりした平屋にしたいよね、ということになったんです」とM様。

そのときM様の奥様が、「大磯で土地を見つけて、となりに家を建てない?」と声をかけたのが妹さん、N様の奥様でした(ちなみに三人姉妹で、真ん中の妹さんは松田在住だそうです)。するとN様家も「ぜひ大磯で暮らしたい!」ということになり、そこから土地探しがはじまりました。

両家が希望する土地の広さは「100坪はいらないけど70坪くらい欲しいかな」というイメージ。2軒分だと140坪が必要となるため、もともと物件の少ない大磯では、なかなか高いハードルでした

わたしたちの実家の両親にも協力してもらって、みんなで西小磯〜東小磯を探し歩き、そういう話がないかどうか、いつもアンテナを立てていました。広めの土地が出ることがあっても、そこから2軒分のスペースを売っていただくのが思っていたよりも難しくて」と奥様。

そんなある日、実家のお父様から「町の広報に町有地の入札情報が載っているよ!」というお知らせが。M様夫婦はすぐに町役場へ行って、落札した不動産屋さんを教えてもらおうとしたそうです。広報まで細かくチェックしていたお父様もすごいし、ダッシュで町役場へ駆けつけるM様の行動力もすごい!
町役場から落札者情報を聞くことはできませんでしたが、その直後、土地探しを依頼していた湘栄建設の担当者から、新しい土地が見つかった、という連絡がきたのです。「それがまさに広報に載っていた、落札された土地だったんです」

湘栄建設の担当者は、M様とN様が広めの敷地に家を建てられるように、土地を5分割して販売するはずだった分譲計画を4分割に変更。気付けば、土地探しをはじめてから1年が経っていました。

湘栄建設にお願いするとゼロキューブしか選択肢がないのかと思い込んでいたんですが、注文住宅もたくさん建てているというお話を聞いて。N家と相談して、それなら2軒ともおまかせしよう、ということになりました」とM様。

そう、湘栄建設はゼロキューブのイメージが強いのは確かですが、今でも年間建築棟数の3割は注文住宅なのです。平屋も数多く手掛けてきましたので、お気軽にご相談いただければと思います

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平屋の中心に中庭を置く

自分たちの方が先に大磯で暮らしていたし、家の売買も経験済みだったので、土地を探すときもどちらかと言えば、うちが妹たちをグイグイ引っ張っていたかもしれません」と教えてくれた奥様。M様家はご夫婦のほかに8歳の息子さんと4歳の娘さんがいる4人家族です。

家のデザインは2軒それぞれまったく異なり、M様家は平屋の中心に中庭をつくり、そのまわりに部屋が並ぶような配置にしました。「中庭は6畳くらいの広さがあるので、ボール遊びをしたり、プールを置いたり、まわりをグルグル回りながら鬼ごっこしたり、子どもたちにとっては最高の遊び場になっています。中庭に面した窓を開けておくと風が通り抜けて、暑い季節も快適なんですよ」。

キッチンの壁は、湘栄建設のインテリアコーディネーターと共に輸入壁紙の『テシード』で選んだというシックなグリーン系のクロス。奥様がどうしても欲しかったのが、キッチンのすぐとなりにあるカウンターでした

「子どもたちの勉強やお絵描き、わたしの家事や仕事のために設置してもらいました。ほかにも湘栄建設の方には細かい部分などいろいろお願いしたんですが、いつも『できます!』『わかります!』とおっしゃってくれて。そういえばノーと言われたことは、ほとんどなかったかもしれません(笑)」。

リビングから出たところは、家族の憩い場でもあるウッドデッキ。庭にはドングリの木やコナラの木が植えられています。「夏に葉っぱが涼しい木陰をつくってくれそうな木、幹が細くて庭を歩くときに妨げにならないような落葉樹を選びました」。ウッドデッキの近くにはコンポスト。「台所から出る生ゴミはもちろん、スワッグやリースなどもリネンの紐で結ぶようにすると、そのままコンポストに入れられるんです。そういう循環を意識した生活は、大磯だから実践しやすい部分が多いと思います」。

ご主人の趣味はランニング。これまでに湘南マラソンでも何度かフルマラソンを完走しているそうです。「ふだんから大磯の町を走っているんですが、山も海もあって自然豊かなので飽きることがないですね」。次回の湘南マラソンに息子さんと参加するのが楽しみとか。

庭のすぐ先、ほんとうに手を伸ばせば届きそうなところに見えるのが、N様家。「目の前に妹が住んでいるという安心感は大きいですね。実家の両親も呼んで、みんなでBBQしたりするのも楽しいですし、やっぱりいっしょに家を建ててよかったなー、としみじみ思います

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こだわりの詰まったキッチン

一方、M家の南側に立つN家も平屋ですが、こちらは玄関まわりの吹き抜け空間やゲスト用のロフトが付いたリビングなど、高い天井がとても印象的なデザイン。1歳の娘さんと3人で暮らしています。

「ぼくらは横浜の賃貸物件に住んでいたんですが、一戸建てに引っ越したいよね、と話していたところに、M夫婦から大磯に住まない?と誘っていただいて、うれしかったよね」とご主人。奥様は「姉は昔からしっかり者なので、近くにいてくれたら心強い。姉妹だから価値観も似ていますし、甥っ子姪っ子もかわいいし、なんて良い話なんだろうと思いました(笑)」。

1年かけて土地を見つけて、はじめての家づくり。2階建てで庭を広めにするか、ゆったりしたつくりの平屋にするか、ふたりで悩んだ末に、「洗濯物も2階まで持って行かなくていいし、お掃除もラクかな、と思って平屋に決めました」。ちなみにその洗濯物は「道路に面したところには干したくなかった」ので、洗濯機のある洗面所のとなりに専用の干し場をつくりました。

奥様は料理好き。だからキッチンには、とことんこだわったそうです。キッチンは寒川の注文家具屋『フリーハンドイマイ』さんに依頼。天板がステンレス、キャビネットはチェリーというオーダーメイド品です。チェリーは肌色ですが、使い込んでいるうちに美しい赤褐色に変化していくそうなので、楽しみですね!

冷蔵庫はリビングから見えない位置に置かれ、キッチンで使う食材や雑貨を収納したパントリーの扉は、かつてどこかの蔵で使われていた重厚なリアル蔵戸。「毎年京都を旅して古い町屋を見たりするのが大好きなので、自分の家を建てるときには、こういう蔵戸をどこかに使いたかったんです。これは町田の『古福庵』という建具のお店で見つけてきました。重さが50キロもあるので、どう取り付けるのがいいのか湘栄建設の方と話し合って、最終的には上から吊してスライドさせる仕組みにしてもらいました」。

ご主人は娘さんがプール遊びをしたり、家族で朝食や七輪パーティーを楽しんだりできる縁側がお気に入り。リビングをできるだけ広くしたかったので天井に勾配をつけて吹き抜け空間とロフトをつくり、その階段の下は、ちょっとした読書やパソコン仕事ができるようなスタディスペースに。室内を明るくするために、南向きの庭に面した窓は「できるだけ大きいサイズで」とオーダーしたそうです。

タイルや壁紙、床材などは、湘栄建設のインテリアコーディネーターさんに頼りっ放しでした。ざっくり好みを伝えると、たくさんある選択肢を絞って、そこから選ばせてくれたので助かりました」とご主人。「そうそう、寝室の壁をどうしてもウィリアム・モリスにしたかったので、最初にサンプルをいくつか見て、それがちょっと違ったので、もう一度取り寄せてもらって。そういう手間暇かかるやりとりにも、とことん付き合ってもらいました。もうちょっとほかのも見たいなー、というときに、それを言いやすい雰囲気づくりをしてくれるんですよ。だから出来上がった家には、ふたりとも大満足でしたね」。

取材を終えると、N家のアイドル猫のエトワールちゃん(通称エトちゃん)が見送ってくれました。神秘的なカッパー(銅)色の瞳に吸い込まれそうでドキドキ。M家とN家、仲良し姉妹とその素敵なご家族の楽しい大磯暮らしを見せていただきまして、ありがとうございました!

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