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【今週末見学会】湘南だからこそ この家がいい

「理想のマイホームを建てたい!」と夢が膨らむ注文住宅。しかし、こだわりを詰め込むほどに費用はかさみ、「気づけば予算オーバー…」という現実に直面することも少なくありません。
一生に一度の大きな買い物だからこそ、後悔はしたくないもの。この記事では、注文住宅の購入を検討しているあなたが、賢くコストを抑え、満足度の高い家づくりを実現するための具体的な節約ポイントを徹底解説します。
どこを削れて、どこを削ってはいけないのか。具体的なコストダウンのコツを知って、後悔しない理想のマイホームを建てましょう。
そもそも、なぜ注文住宅では予算オーバーが起こりやすいのでしょうか?まずはその理由を知り、賢い家づくりの心構えを持つことが大切です。
注文住宅の費用が膨らむ主な原因は、初期の見積もり後にオプションを追加していくことにあります。
設備のグレードアップ
「キッチンは最新モデルにしたい」「お風呂にテレビをつけたい」など、設備の魅力を知るうちにどんどん追加してしまう。
こだわりの反映
「壁紙をおしゃれなものに」「造作家具で統一感を」など、内装や設計にこだわり始めると費用がかさむ。
見えない費用
見積書に含まれていない「別途工事費」(外構工事、地盤改良費など)が後から発生する。

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夢のマイホームだからこそ、つい「あれもこれも」と欲張りたくなりますが、優先順位を決めずに要望を追加していくことが予算オーバーの最大の原因です。
コストダウンを考える上で最も重要なのは、「単に安くすること」を目的にしないことです。目先の金額だけを追って必要なものまで削ってしまうと、住み心地が悪くなったり、将来のメンテナンス費用が高くついたりと、かえって後悔につながりかねません。
大切なのは、「かけるべきところ」と「削れるところ」をしっかり見極めること。住宅の性能や暮らしの快適さを維持しつつ、無駄を省く「賢い節約」こそが、満足度の高い家づくりを成功させるカギとなります。
ここからは、節約効果が特に大きい基本的なコストダウン術をご紹介します。設計の初期段階で検討することで、大きな費用削減につながる可能性があります。
建物の形状は、できるだけ凹凸の少ないシンプルな四角形(真上から見て正方形や長方形)を目指しましょう。特に、1階と2階の面積がほぼ同じ「総二階(そうにかい)」は、コストダウンに非常に効果的です。
形が複雑になると、壁の面積や角が増え、基礎や屋根の工事も複雑になるため、材料費と工事費の両方が高くなります。シンプルな形状は、コストを抑えられるだけでなく、耐震性の向上にもつながるメリットがあります。

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屋根も建物と同様、シンプルな形状ほどコストを抑えられます。
切妻(きりづま)屋根
本を開いて逆さにしたような、一般的な三角形の屋根です。構造がシンプルで、工事費やメンテナンスコストを抑えられます。
片流れ(かたながれ)屋根
一方向にだけ傾斜がある屋根です。屋根の面が1つで済むため、材料費と工事費を削減できます。
逆に、複数の面を組み合わせた複雑な形状の屋根は、コストが高くなる傾向があります。
当然ですが、家の面積(延床面積)が小さくなれば、その分コストは下がります。坪単価が60万円の住宅なら、1坪(約3.3㎡)減らすだけで60万円のコストダウンになります。
「子供部屋は本当に今から必要?」「使わない客間はないか?」など、家族のライフプランを改めて見直し、本当に必要な広さかどうかを検討しましょう。少し狭く感じても、収納や間取りの工夫で快適な空間を作ることは十分に可能です。
廊下やホールは、部屋と部屋をつなぐためだけのスペースです。できるだけ廊下を減らし、リビングを通って各部屋に行けるような間取りにすれば、その分の面積を居住スペースや収納に充てることができ、延床面積を効率的に使えます。
動線をコンパクトにまとめることで、建築コストを抑えながら、生活しやすい家事ラクな住まいを実現できます。
キッチン、お風呂、洗面所、トイレといった水回りの設備は、できるだけ近い場所に集約しましょう。
水回りが分散していると、給排水管の配管工事が長くなり、その分配管の材料費や工事費が高くなります。1階と2階にトイレを設置する場合も、なるべく真上・真下の位置に配置することでコストを抑えることができます。

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基本的なコストダウン術に加えて、各項目で実践できる細かい節約ポイントを見ていきましょう。
部屋数を減らし、将来間仕切りできる設計に
最初から子供部屋を2つ作るのではなく、広い1部屋を将来的に壁や家具で仕切れるように設計しておけば、初期の建築コストを抑えられます。
壁の面積を減らす(凹凸の少ない間取り)
部屋の中も同様に、凹凸が少ないシンプルな間取りにすることで、壁の材料費や工事費を削減できます。
和室は「畳コーナー」で代用する
本格的な和室は、畳や襖、障子、床の間などコストがかかる要素が多いです。リビングの一角に数畳の「畳コーナー」を設けるだけでも、和の空間を十分に楽しめます。
収納は「ウォークインクローゼット」にまとめる
各部屋にクローゼットを設けるよりも、家族で共有する大きなウォークインクローゼット(またはファミリークローゼット)を1つ作る方が、扉や壁の数が減り、コストダウンにつながります。

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キッチンのグレードを再検討する
システムキッチンは、機能や素材によって価格が大きく変わります。食洗機や最新のコンロなど、本当に自分たちの生活に必要な機能かを見極め、オーバースペックになっていないか確認しましょう。
お風呂のオプションを見直す
浴室乾燥機やジェットバス、大型テレビなど、お風呂のオプションは魅力的なものが多いですが、本当に使うか冷静に考えましょう。使用頻度が低いオプションを削るだけで、数十万円の節約になることもあります。
トイレは1階と2階でグレードを変える
お客様も使う可能性がある1階のトイレは多機能なものを選び、家族しか使わない2階のトイレはシンプルな機能のものにするなど、使用頻度や目的に応じてグレードに差をつけるのも賢い方法です。
「施主支給」を賢く活用する
施主支給(せしゅしきゅう)とは、照明器具や水栓金具、タオル掛けなどを施主(あなた)が自分で購入し、ハウスメーカーや工務店に取り付けてもらう方法です。ネット通販などで安く購入できれば、費用を抑えられます。ただし、保証の対象外になったり、取り付け費用が別途かかったりする場合があるため、事前に施工会社に確認が必要です。
給湯器は家庭に合ったサイズを選ぶ
家族の人数に対して大きすぎる給湯器は、本体価格も光熱費も無駄になります。家族構成やライフスタイルに合った適切なサイズの給湯器を選びましょう。
壁紙(クロス)は標準仕様をメインに使う
壁紙は、デザイン性の高いものや機能性(消臭、防水など)の高いものほど高価になります。LDKや寝室など、大部分は安価な標準仕様(量産品クロス)を使い、トイレや一部の壁など、アクセントとしてこだわりたい場所だけオプション品を使うと、メリハリのついたコストダウンが可能です。
床材は場所によって使い分ける
無垢材などの自然素材は魅力的ですが、高価です。お客様の目に触れるLDKは無垢材にし、子供部屋や寝室は安価な複合フローリングにするなど、部屋の用途に応じて床材を使い分けることでコストを調整できます。
外壁材のグレードを見直す
外壁材も、タイルや塗り壁など様々な種類があり、価格も大きく異なります。初期費用が安いサイディングを選ぶなど、グレードを見直してみましょう。ただし、将来のメンテナンス費用も考慮して選ぶことが重要です。
窓の数とサイズを最適化する
窓は数が多いほど、サイズが大きいほど高価になります。また、断熱性能にも影響します。採光や風通しに必要な数を確保しつつ、不要な窓を減らしたり、サイズを小さくしたりすることでコストを削減できます。
ドアは引き戸より開き戸を選ぶ
一般的に、引き戸はレールなどの部品が必要なため、開き戸よりもコストが高くなります。スペース的に問題がなければ、開き戸を基本に考えるのが節約のポイントです。
造作家具は本当に必要か検討する
空間にぴったり合う造作家具は魅力的ですが、既製品に比べて高価です。本当に造作でなければならないか、市販の家具で代用できないかを検討しましょう。
照明器具は施主支給やシンプルなものを活用
照明器具はデザインにこだわると高価になりがちです。施主支給を活用したり、シンプルなダウンライトを基本にしたりすることで、コストを抑えられます。
コンセントの数を最適化する
コンセントは多めに設置したくなりますが、1箇所増やすごとに追加費用がかかります。家具の配置をあらかじめ考え、本当に必要な場所に適切な数を設置するように計画しましょう。
外構工事は後からでもOK(またはDIY)
駐車場やフェンス、庭などの外構工事は、住宅ローンとは別に費用がかかることが多いです。入居時に最低限必要な部分だけを施工し、残りは暮らしながら少しずつDIYしたり、後から専門業者に依頼したりすることで、初期費用を大きく抑えられます。
地盤改良が不要な土地を選ぶ
土地探しから始める場合は、地盤の強さも重要なポイントです。軟弱な地盤だと、地盤改良工事に100万円以上の追加費用がかかることもあります。事前にハザードマップを確認したり、不動産会社に相談したりして、できるだけ地盤の良い土地を選びましょう。

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節約も大切ですが、削ってはいけないポイントもあります。目先の費用を優先して後悔しないよう、以下の点は絶対に避けてください。
家の骨格となる構造や、断熱材、耐震性に関わる費用を削るのは絶対にやめましょう。これらは家族の安全と健康、そして快適な暮らしを守るための最も重要な部分です。初期費用をケチると、地震への不安を抱えたり、夏は暑く冬は寒い家になったりして、光熱費もかさみ、結果的に大きな後悔につながります。
窓の防犯ガラスや、玄関ドアの鍵のグレード、防犯カメラの設置など、セキュリティに関する費用を削るのも危険です。安心して暮らせる家であることが大前提。家族の安全を守るための投資は惜しまないようにしましょう。
初期費用が安くても、耐久性が低く、頻繁なメンテナンスが必要な素材を選ぶのは避けましょう。例えば、外壁材や屋根材は、10年〜15年ごとに塗り替えや補修が必要になる場合があります。初期費用は多少高くても、耐久性が高くメンテナンスフリーに近い素材を選んだ方が、長期的な視点(ライフサイクルコスト)で見るとお得になることが多いです。
コストダウンのために廊下をなくしたり、部屋を小さくしたりした結果、「家事がしにくい」「家具が置けない」といった不便な間取りになっては本末転倒です。毎日の暮らしの快適さを損なわないよう、生活動線や家事動線をしっかりシミュレーションした上で設計しましょう。
見積書を比較する際、総額だけを見て判断するのは危険です。見積書には「本体工事費」の他に、「別途工事費」や「諸費用」といった項目があります。外構工事費や地盤改良費、登記費用などがここに含まれているかを確認しないと、契約後に数百万円単位の追加費用が発生し、大幅な予算オーバーにつながる可能性があります。
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理想の家づくりは、信頼できるパートナー(ハウスメーカー・工務店)との協力なくしては実現できません。コストダウンを成功させるための、賢い付き合い方をご紹介します。
コストダウンを相談する際に、「これを安くしてください」と一方的に要求するだけでは、良い関係は築けません。
「このキッチンのグレードを下げずにコストを抑える方法はありますか?」や「予算内に収めるために、他にどんな工夫ができますか?」といった形で、代替案を一緒に考えてもらう姿勢で相談することが大切です。プロの視点から、思いもよらない節約アイデアを提案してくれるかもしれません。
工事請負契約を結ぶ前の最終見積もりは、隅々まで徹底的にチェックしてください。
契約後に変更すると高額な追加費用が発生することがほとんどです。納得できるまで何度も確認し、疑問点はすべて解消してから契約に臨みましょう。
今回は、注文住宅で後悔しないための節約ポイントを解説しました。
注文住宅のコストダウンは、単なる「値引き」ではありません。自分たちの暮らしにとって何が本当に大切かを見極め、お金をかける部分とそうでない部分にメリハリをつける作業です。
この記事で紹介したポイントを参考に、ぜひご家族で「我が家にとっての優先順位」を話し合ってみてください。賢い節約術を身につけて、予算内で満足のいく、後悔のない理想のマイホームを実現しましょう。