【ルーフバルコニーのデメリットとは?】後悔・トラブルの事例10選│大雨による雨漏りやバーベキュートラブル…対策は?
▶施工事例:海岸まで徒歩5分!屋上にはウッドデッキと水栓を完備した潮風を感じる家(茅ヶ崎市菱沼海岸)
一戸建ての住まいを建てる場合、中でも魅力的なのは「ルーフバルコニー」です。
ルーフバルコニーは開放的な空間を手に入れられるという良さもある一方で、デメリットもありますので、ルーフバルコニーを設けた場合に感じられる後悔やトラブルを紹介するとともに対策も解説します。
ルーフバルコニーは非常に魅力的な間取りですので、建てる前に学んで失敗を避けましょう。
Contents
『ルーフバルコニー』設けることで感じる可能性がある後悔7選
ルーフバルコニーを設けることで後悔を感じる可能性がある場面は、以下の7つです。
①ルーフバルコニーの使用頻度が減る暑い時期・寒い時期
ルーフバルコニーは外部であることから「真夏の暑い時期・真冬の寒い時期」に使用頻度が減る場合があります。
室内にいる時間が長くなると「ルーフバルコニー、作らなくてもよかったかな?」と考える場面が来るかもしれません。
雨風の強い時期も同様に、使用頻度が減ることを考慮しましょう。
②ルーフバルコニーや排水溝の掃除が面倒に感じたとき
ルーフバルコニーを作ると避けられないのは「ルーフバルコニーや排水溝の掃除」です。
極めて緩やかな勾配で作られるルーフバルコニーは、排水溝が唯一の雨水を排出する吐出口です。
排水口は詰まれば水が溜まり、雨漏りの原因になる可能性があるので、定期的な掃除は欠かせません。
こまめな掃除を続けると「掃除が面倒になる」瞬間があるかもしれません。
③水栓・コンセントを設置し忘れたことに気づいたとき
日常的な掃除やメンテナンスを行う際に必要不可欠な「水栓・コンセントを設置忘れた」場合も、お手入れの大変さに後悔を感じる可能性があります。
ルーフバルコニーでバーベキューやおうちキャンプをする場合にも、水栓やコンセントの必要性を感じる場面があるかもしれません。
④ルーフバルコニーの防水塗装メンテナンスが高いと感じたとき
日常的な掃除のほか、ルーフバルコニーは定期的に防水層の再塗装などのメンテナンスを行う必要があります。
定期的に発生する「メンテナンス費用が高額」だと、ルーフバルコニーを作ったことに後悔を感じるかもしれません。
⑤ルーフバルコニーまで上がることが面倒に感じられたとき
屋上に設けるルーフバルコニーを利用するためには、階段を利用する必要があります。
洗濯物や布団を干す場合や、アウトドア用品を持ち込む場合に「階段の上り下りが面倒」に感じられる可能性があります。
⑥子どもが遊んでいるとき「落下するのでは?」と思ったとき
ルーフバルコニーで子どもが遊んでいるときに「子どもが落下するんじゃないか?」と心配になる場面もあるかもしれません。
強風が吹いている日は、ルーフバルコニーに置いているものが飛んでいくことに不安を感じるケースもあります。
⑦コンパクトなバルコニーで使用目的を満たせないとき
ルーフバルコニーは大きさによっては「使用目的を満たせず後悔を感じる」ことがあります。
たとえば屋上でバーベキューを行いたいと思っていたのに奥行きの小さなルーフバルコニーを設けてしまうと、手狭に感じることもあるでしょう。
『ルーフバルコニー』設けることで遭遇するトラブル2選
さらに、ルーフバルコニーを設けることで、自宅や隣家・隣人とのあいだでトラブルに発展する場合もあります。
ルーフバルコニーの導入を決める前に、トラブルの発生事例も確認しておきましょう。
バーベキューをしていたら隣家から怒られた
1つ目は、ルーフバルコニーでバーベキューを行っていた際に「匂いが入ってくる」と隣家から怒られるケースです。
匂いの元はバーベキューだけではありません。タバコも匂いの発生源となりうるので、強い匂いが発生する行動を取るときは、隣家とのトラブルに注意が必要です。
特に周囲に高い建物があるときは、煙や匂いが届きやすくなりますので注意が必要です。
子どもと遊んでいたら騒音トラブルに発展した
2つ目は、ルーフバルコニーで子どもと遊んでいたら「騒音問題で注意された」パターンです。
ルーフバルコニーと隣家の2階が近い場合など、ルーフバルコニーからの音が近隣に漏れる場合があります。
開放的でおしゃれな空間であるルーフバルコニーを後悔することなく、満足して利用できるよう、経験豊富なハウスメーカーに依頼しましょう。
湘南エリアで一戸建ての建築・購入を検討している方は、ルーフバルコニーの施工経験が豊富な「湘栄建設」まで、お気軽にご相談ください。
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『ルーフバルコニー』の後悔・トラブルを避けるには?
こうした様々なルーフバルコニーの後悔やトラブルを避けるための具体的な方法を紹介していきます。
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夏季・冬季も利用目的を考えてからルーフバルコニーを設ける
▶施工事例:オーニングも付属した利用しやすいルーフバルコニー(大磯町西小磯)
使用頻度の低さに後悔を感じたくないなら「夏季・冬季にも利用目的を考えてルーフバルコニーを設ける」ことをおすすめします。
たとえば、洗濯物や布団を干すことが利用目的にある場合は、夏と冬もルーフバルコニーを利用することになるでしょう。
大磯町の施工事例のように、オーニング(開閉式の屋根)を設ければ、日差しの強い時期や雨のときでもルーフバルコニーを利用できます。
ルーフバルコニーを何に使いたいのか明確にするとともに、使用目的を達成するためにどんな設備が必要か考えましょう。
ブロアやホースを利用して効率的に掃除する
▶事例のような分譲住宅に興味がある人は『不動産情報』からご確認ください!
掃除に関する後悔を避けたい場合は「ブロアやホースなどを利用した効率的な掃除」がおすすめです。
強力な風を利用したブロアやホースを利用すれば、屋上のメンテナンスは非常に楽になります。
事例のように、屋上に水栓を設けるとともに、屋上の物を収納できるストッカーを配置すると、お手入れや片付けが楽になります。
長期間メンテナンス不要な防水方法を利用する
▶事例のような分譲住宅に興味がある人は『不動産情報』からご確認ください!
定期的にかかるルーフバルコニーのメンテナンス費用を削減するためには「メンテナンスフリーな防水工法」を利用しましょう。
ルーフバルコニーを設ける場合に不可欠な防水工事は、FRP防水や金属防水など、複数の方法が考えられます。
一度メンテンスを行うと、次に行うメンテナンスまでの期間を長く取れる防水工法を選ぶことをおすすめします。
ルーフバルコニーに上がる階段を広く作る
▶木の素材をたくさん使用した自然派ライフスタイル住宅(茅ヶ崎市菱沼海岸)
ルーフバルコニーに上がるための通路をコンパクトに作るケースもありますが「十分に広い通路を作る」ことでルーフバルコニーの使用頻度を上げられるでしょう。
特に、屋上で洗濯物や布団を干したり、子どもやペットとの遊び場として利用するなど、明確な利用目的がある場合は、目的に合わせた通路幅で設計することをおすすめします。
十分な高さの壁を設置しておく
▶施工事例:階段の先に設けたワンフロア分の広々としたバルコニー(大磯町国府本郷)
人・物の落下を防ぐためには「十分な高さの壁を設ける」ことが効果的です。
一般的な腰ほどまでの高さであれば、子どもがイスに乗れば乗り越えられる可能性があります。
大人の目線ほどまである、十分な高さの壁を設置することを検討しましょう。
まとめ│ルーフバルコニーの後悔・デメリットは避けられる
▶事例のような分譲住宅に興味がある人は『不動産情報』からご確認ください!
コンパクトな敷地であっても、広々とした空間を手に入れられるルーフバルコニーは非常に魅力的です。
空間を使うたびに、またはあるだけで後悔を感じる場所にならないように、事前に入念な検討を経て設計・施工しましょう。
全ての失敗・後悔に共通して効果的な対策は「ルーフバルコニーの目的を明確に定めること」です。
目的を決めれば、目的に合わせた設備・柵・塀・防水などを適切に決められます。
さらに目的に合った適切な広さを検討できるようになるので、具体的にどういった目的でルーフバルコニーを設けるのか、家族で話し合ってみましょう。
紹介したルーフバルコニーの事例が気になった方は、資料請求やお問い合わせから、お気軽にご連絡ください。
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