注文住宅の土地探しを成功させるコツ 大磯・平塚の事例を紹介

注文住宅では土地探しが家づくり成功のカギを握っていると言っても過言ではありません。
土地の良し悪しは、新築する住宅の日当たりや風通し、プライバシー確保などの室内環境や間取りの自由度にも予算にも大きく影響します。
特に、東京や神奈川などの住宅が密集する地域では、土地探しの難しさに悩まれるケースが多くあります。
家づくりを成功させる最適な土地探しのコツを確認していきましょう。
Contents
土地探しは注文住宅の成功に繋がる
注文住宅を新築する際には、外観や内装のデザイン、間取り、住宅性能など、決めなくてはならないことがたくさんあります。
そして土地の持つ条件はそれらの要素にすべて影響します。
土地の敷地面積や形状、周辺の環境によって、日当たりや風通し、間取りの自由度が変わってくるからです。
また、東京や神奈川など、土地の価格が高額な地域では、土地選びが家づくりの予算全体にも大きく影響します。
一方、家族が求める理想の家が建てられる土地の広さや形状であっても、通勤通学に数時間かかる土地や、近隣に日常的な買い物ができる店や病院がない土地であれば、暮らしやすさから遠のいてしまいます。
家族構成と家族の暮らし方に合う間取りが実現できることと、家族にとって利便性が良いことという2つの条件を満たした土地が、家づくりの成功に繋がります。
注文住宅の土地探しの流れ
土地探しの方法はおもに2つあり、その方法によって家づくりの流れも変わります。
土地探しと家づくり計画を同時に進める
まず1つ目は、施工を依頼する建築会社といっしょに土地探しを進める方法です。
この方法を取ると、施工先があらかじめ家族の希望する家のイメージを把握しているので、家族の希望に合わせた土地探しができます。
また、個人で土地探しをするより、地元の建築会社は土地情報が豊富なので、効率良く土地探しが進められます。
良い条件の土地を購入した結果、建築費が足りなくなってしまったというような状況を避けられる安心感もあります。
また、土地のデメリットと感じる点があっても、建築の工夫で解決できる事もあります。
土地探しをしてから家づくり計画を進める
2つ目は不動産業者に依頼したり、インターネットの土地探しサイトで検索したりして土地を探し、購入してから注文住宅の施工先を探す方法です。
この方法を取ると、土地面積や土地の形状、道路との位置関係などによっては、購入した土地に希望する間取りの住宅が建てられない場合があります。
また、不動産業者に依頼する土地探しと、建築会社との家づくり計画を同時に進める場合、不動産業者と施工の依頼先の間の連絡役をしなくてはならない面倒さも生まれます。
施工エリア:二宮町・大磯町・平塚市・茅ケ崎市・藤沢市・寒川町
土地探しの準備期間に決めるべきこと
土地探しを始めるにあたっては、家族構成と家族の暮らし方や予算に合わせて、希望のエリアや土地の大きさについて明確にしておくことが大切です。
敷地の面積
家族構成によって、最低限必要な土地の面積が変わります。
地域によって建ぺい率が異なるので、必要な床面積を確保できる面積の土地を選ぶ必要があります。
敷地周辺の環境① 家族の暮らし方
家族の暮らし方に合わせて、どのような環境の地域で暮らしたいのかということを決めておくことが大切です。
- 共働きをしている夫婦だけの暮らしなので、夜遅くまで利用できる飲食店やコンビニがあると便利
- 交通量が少なく、公園や緑地の多い自然が豊かな土地で子育てがしたい
- 多少利便性が低下しても週末や休日はリゾート地に行ったような気分で過ごしたい
など、家族によって敷地周辺に求める環境が変わります。
敷地周辺の環境② 日当たりや風通し、プライバシー、静かさ
周辺に3階建て以上の住宅やマンションが多い地域や、2階建て住宅が密集している地域では、日当たりや風通しが悪かったり、プライバシーが確保し難かったりすることがあります。
また、周辺に幹線道路や線路があると、日常的に騒音に悩まされる恐れもあります。
土地の利便性
- 通勤や通学に長時間かからないこと
- 子育て中であれば、保育園や公園、児童館などが周辺にあること
- 日常生活での買い物を車でする場合には、車で行きやすい場所にショッピングモールやホームセンターがあり、自転車や徒歩でする場合は、自転車や徒歩で行ける範囲内にスーパーや商店があること
というように、家族構成や暮らし方によって、必要な土地の利便性が変わります。
土地に充てられる予算
家づくりを始めるにあたって、資金計画をたてられていることと思いますが、全体の予算の中で土地に充てる費用の割合はおよそ3~4割と言われています。
ただ、この割合は地域によって変わってきます。
首都圏では4割以上になる地域もあります。
国土交通省の調査では東京圏では3年連続で住宅用土地の価格が上昇している為、徐々に土地に充てる割合が増えていると考えられます。
【三大都市圏】 全用途平均・商業地は、東京圏では11年連続、大阪圏では2年連続、名古屋圏では3年連続で上昇し、上昇率が拡大した。
住宅地は、東京圏、名古屋圏では3年連続、大阪圏では2年連続で上昇し、上昇率が拡大した。
引用:国土交通省 全国の地価動向は全用途平均で2年連続上昇~令和5年都道府県地価調査~
東京圏には神奈川県も含まれますので、平塚市や大磯町も例外ではありません。
そして、土地に充てる費用が大きくなればなるほど、建築費は圧迫されてしまいます。
そこで十分に検討しなくてはならないことは、土地に充てる費用と建築費のバランスです。
土地の面積や利便性、周辺の環境などを全て満たそうとすれば、土地に充てる費用が大きくなりすぎて、建築費が足りなくなる恐れがあります。
土地の面積は家族に必要な居住面積を満たす為に、最低限の面積は確保しなくてはなりませんが、利便性に関しては一考の余地があります。
急行の停車する駅に限定しない、バス利用も視野に入れる、駅の近くにこだわらないなど、譲歩できることがないか考えてみましょう。
施工エリア:二宮町・大磯町・平塚市・茅ケ崎市・藤沢市・寒川町
注文住宅の土地探しのコツ
注文住宅を成功させる為には、理想の家を建てられる条件を備えた土地を選ぶことが重要です。
そのような土地を見つける最大のコツは、施工を依頼する建築会社といっしょに土地探しをすることです。
土地の条件に合わせて間取りの提案をしてもらえる会社を選ぶ
住宅用の敷地として販売されている土地の中は、正方形や正方形に近い長方形の土地だけではありません。旗竿地や間口が狭く奥行きの深い細長い長方形の土地などもあります。
また、北向きにきれいな景観が拡がり、南には隣家の壁が迫っているというような土地もあります。
このような土地は、家族だけで探していると始めから除外してしまったりしますが、専門家といっしょにする土地探しでは、そのような難点を解決する間取りが提案されることがあります。
加えて変形地は正方形の土地より価格が抑えられていることが多いです。
変形地でも家族の望む間取りと日当たりや風通し、プライバシーを確保できる家が建つのであれば、お買い得な土地との出会いと考えることができます。
危険な土地を避けられるように施工会社と一緒に探す
家族の判断では正方形の土地で、周辺の環境も良好という土地であっても、専門家から見ると、地盤が弱かったり、過去に水害が出た地域であったりすることもあります。
建築会社といっしょにする土地探しでは、そのような危険な土地を購入してしまうリスクを避けられます。
家族の為の住宅を新築する際には、一生を左右するほどの多額な費用がかかります。
その為、絶対に失敗するわけにはいきません。
ただ、土地の選び方によっては、暮らし難い家になってしまうことも、予算をオーバーしてしまうこともあります。
そうならないために土地選びで絶対に失敗しないコツは、施工を依頼する建設会社といっしょに土地探しをすることです。
家族にとって様々な角度からメリット・デメリットを考えた暮らしやすい土地を探し当てて、快適で毎日を楽しめる家づくりを実現させましょう。
大磯町で土地探しにこだわった施工事例
「そこそこ都会から離れていて、ほどよく田舎でのんびりした町で暮らしたかった」という希望に沿って土地探しをし、理想の暮らしを実現した事例です。
シンプルでコンパクトな間取りが、子育てしやすい家にしています。
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平塚北部の閑静な住宅街に建てられた黒いボックス型の家です。
吹き抜け空間が拡がる間取りに、インダストリアルなテイストでまとめられた内装が調和して、個性的な雰囲気が演出されています。
家が持つデザイン性の良さと、暮らしやすさを追求した施工事例です。
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